あっと言う間に9月16日になった。
とうとう予定日に突入したわけだ!ありさは全く普通で、本当に子供産むのかな?
って感じなのです。
でも体温は37.4°微妙なお熱です。お産婆さんの話では37.1°くらいになって
から24時間以内に大体が生まれるらしいのです。
でも、また熱は上がっていくので見落とさないようにしなければ...
結局この日は一日何もなく終わった。ありさは至って元気である。
楽しみは一日延びた訳である。でもお気楽は「緊張性全身凝り」に悩まされ
早くお産が終わってくれないかと密かに願っているのである。



9月17日
朝は37.3°お昼も変わらず....
が、ここへ来て異変が!なんと15:00、待望の37.1°が出ましたぁ〜☆
うふふふふふ(*^_^*)って事は大変だけど今夜あたりかなぁ〜。
さてさて、戦闘態勢に入らなければ....
これから散歩に出て最後の走りをさせるのである。
お産婆さんにも連絡した。早々に来てくれて見てくれたのです。
でもなんだかまだまだって感じらしい....フー





9月18日(水)
昨夜一晩中ありさの隣で一緒に過ごす。
寝て覚め、覚めては寝るの繰り返し。夜中中ありさは弱い産気に
襲われるのか新聞を掘ってみたり噛み破ってみたり....
そして何事もなかったかのように横になり寝るのであった。
その度にその時が来たのかと目覚めじっと見つめるお気楽。
ありさが「ふー」っと息を吐く。お気楽は「ふぁぁ〜」とあくびをかき
結局朝を迎えたのである。
パパはお仕事に出る前にありさにご挨拶。結局俺が仕事の間に
産むのかおまえは.....と言い残しお仕事へ
お昼になりパパは昼食を食べに帰宅。早々部屋に入りありさを見舞う。
ありさは思いつくとおしっこに出ていき、うんちもたんまりする。
そして何も口にしないで、そのまた吐くのである。
完璧にお腹の中を空っぽにしているように見えるのである。
とうとう、うんちも出なくなった。ありさ、後は赤ちゃんしかお腹には居ないぞ。
PM12:50になりパパはお仕事へ。ありさは静かに横になり全く産む気配
無し。そこでお気楽はとりあえずトイレの掃除をしに部屋を後にする。
がしかし、この時すでにありさは産む決心をしていたことなどお気楽は知るはずも
無いわけである。
15分程で部屋に戻りありさを見ると静かにしている。そうか、まだなのね。
お気楽はとりあえずひるドラを見ることにしてゲージの横にまったりとなる。
15分ほどTVに集中し区切りがついたのでちょっとゲージを横目で見る....と!
なんと、視線の先の新聞が黒く濡れている.....え?何?どうしたの?
頭の中を?が並ぶ...次の瞬間「え?破水?うそ!」と飛び上がりよくよく覗くと
ありさのお腹の下に濡れた物体が!
なんと何時の間にやら産んでいたのだ!!!
「うぎゃぁ〜〜〜〜〜!!!!」
とっさに電話を取り産婆さんへ至急来られたしと御願いしながら、いきなりの事態に
右往左往するお気楽。ようやく我に返りとりあえず赤ちゃんを取り上げなければと
ゲージの中におじゃましてみた。赤ちゃんを取り上げるとなんともうへその緒どころか
胎盤さえ見あたらない。何時の間に食ったんだぁ?と独り言を言いながら噛みきられた
へその緒を糸で結ぼうと頑張るが、短く噛みきられたへその緒はあっちへこっちへ
踊り全く糸に掛からないのである。
そうこうしている内にお産婆さん登場!てきぱきとへその緒を処理してくれ、次の
お産に目を配る。お気楽は汚れた新聞を丸めて捨てゲージを奇麗にすると今まで
あったことを興奮してしゃべりまくっていた。...と2匹目登場!
それは初めと同じどこからともなく音もなくやってきた。それを見逃さなかった産婆さんは
ありさに取られないように胎盤毎取り上げお気楽に糸でへそを縛るように指示。
お気楽は言われるままに糸できつく縛り布切りばさみでちょきんとへその緒を切ったので
ありました。



お産を無事終え一息ついているありさ

初乳をむさぼる赤ちゃん達

左が先に生まれた♀で右が後に生まれた♂である
両方ともマフラーを持っていた



これが♀のはず...(^◇^;).



で、こっちが♂のはず...(^◇^;)

誇らしげなありさに拍手!!!おめでとう!そして良くやったぞ!ありさ



そして、仲良くおねんねするのでありました。

9月20日 へその緒が脱落。確認すると両方とも無くなっていた。

前のページへ